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【対話形式①】飲食店の小規模補助金補助金相談事例:冷蔵庫導入と資金計画のポイント
補助金

【対話形式①】飲食店の小規模補助金補助金相談事例:冷蔵庫導入と資金計画のポイント

はじめに

「補助金の申請って、どんな風に相談が進むの?」
そんな疑問を持つ事業者様も多いのではないでしょうか。今回は、熊本で居酒屋を営む事業者様が行政書士に相談する様子を、会話形式でご紹介します。補助金の対象経費や資金計画の注意点が、自然に理解できる内容になっています。


補助金相談スタート

事業者様:こんにちは。補助金のことを全然知らないんですが、まずは相談できますか?
行政書士:はい、もちろんです。まずはお店のことを教えていただけますか?


小規模事業者持続化補助金の対象になるか

事業者様:熊本市で居酒屋をやっています。従業員はアルバイトを含めて5人です。
行政書士:ありがとうございます。従業員規模的に、小規模事業者持続化補助金の対象になりますね。最近の課題は何でしょうか?


設備投資の対象・対象外の違い

事業者様:冷蔵庫が古くて容量が足りず、仕入れた食材を廃棄することもあります。新しい冷蔵庫を購入したいんです。
行政書士:冷蔵庫の導入は対象になり得ます。ただし注意点があります。通常の事業活動のための費用や、単なる取り換え更新は対象外なんです。つまり「壊れたから新しいものに替える」だけでは認められません。


経営改善に結びつける視点

事業者様:では、どうすれば対象になるんでしょうか?
行政書士:例えば「容量を大きくして仕入れロスを減らす」「省エネ性能で電気代を削減」「保管力アップで新メニューを増やし売上を伸ばす」など、経営課題を解決し、売上拡大につながる効果を示す必要があります。


補助金は後払い!資金繰りの注意点

事業者様:なるほど。ところで、補助金ってすぐに入金されるんですか?
行政書士:いい質問です。補助金は実績報告が完了した後に振り込まれる仕組みです。つまり、最初に冷蔵庫を購入する費用は事業者様が一旦用意する必要があります。

事業者様:先に自己資金が必要なんですね…。
行政書士:はい。ただし、採択が決まれば金融機関からの短期借入で一時的に資金をつなぐことも可能です。熊本の地銀や信金でも補助金連動の融資を用意しています。


数値で説明することが採択のカギ

事業者様:申請では、どんなことを説明すればいいですか?
行政書士:例えば「廃棄率を▲10%」「新メニューを+5品」「月商+15万円を見込む」など、数字を使って改善効果を示すと採択されやすいです。帳簿やレジデータをもとに、根拠づけを一緒に整理していきます。


設備投資だけでなく販路開拓も対象

事業者様:冷蔵庫以外にも補助金は使えますか?
行政書士:はい。例えば「メニュー表の刷新」「SNS広告」など販路開拓・広告費も対象になります。設備だけでなく「売上を伸ばす仕組みづくり」と組み合わせると、より採択されやすいですよ。


まとめ

いかがでしたか?補助金は「壊れたから買い替える」だけでは対象外ですが、経営課題を解決する投資であれば対象になります。
さらに、補助金は後払い方式であるため、自己資金や短期借入による資金繰り計画も欠かせません!

👉 熊本で補助金の申請をご検討の事業者様は、ぜひ行政書士山本隆之事務所にご相談ください。